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きれいに並んだ白い歯と、引き締まった歯肉の見える口元は、健康の表玄関です。
健康で魅力的な笑顔、これが矯正治療の求めるものです。装置を装着し、ただ歯を並び変えることのみが目的ではありません。
口腔内が健康でよく噛むことができ、ひいては体全体が健康であり、お爺さん、お婆さんになっても自分の歯で噛めるようにと考えています。
歯ならびが悪いと?
○凹凸なので、歯に汚れがつきやすく、歯磨きもしづらいので、虫歯、歯槽膿漏になりやすくなります。80歳以上で歯が20本以上残っている方では、ほとんどの方が良い歯ならびであるという報告があります。
○言葉がはっきりしないことがあります。
○顎の動きがスムーズにできないので、関節に負担がかかり顎関節症になることもあります。
○歯ならびが悪いと人前で話したがらないなどの劣等感を持ち、消極的な性格になることがあります。
○アメリカやヨーロッパでは歯ならびを治すことが普通なので、外国に行った時に恥ずかしい思いをすることがあります。
治療を始める時期は?
○歯ならびには早い時期から治療した方がよいものと、永久歯に生え変わる小学校の高学年や中学生頃に始めてもよいものがあります。場合によっては、早い時期から始めた方が顎のバランスが良くなったり、歯を抜かずにすんだりすることがあります。
○成人の方でも矯正治療はできますのでご相談下さい。
歯は抜かないといけない?
○矯正治療で必ず歯を抜くわけではありません。歯の大きさと歯を並べることのできるあごの大きさとのバランスや、口元のバランスを考える必要があります。
○場合によっては歯を抜いて治療をした方がよいと思われることもあります。しかし治療技術の進歩により、以前は歯を抜かなければ難しかった歯並びでも、歯を抜かずに治療できる場合があります。詳しくは歯を抜かない治療をご覧下さい。
治療期間は?
○動かす期間は歯ならびの状態や使う矯正装置の種類によって異なってきます。
簡単なもので1年くらい、歯ならび全体を治す場合では2年くらい、成長発育に関する治療(受け口など)では7〜8年もかかることもあります。
○受け口の場合は、一度受け口を治しても身長が伸びる時期に、下あごが再び出てくることがあります。
このように成長発育により悪くなる歯ならびは、装置を変えて長期間の矯正治療と管理が必要となることがあります。
○矯正治療をはずした後は、きれいになった歯ならびをその位置に安定させる保定装置というものを少なくとも2〜3年くらい入れておきます。
治療中の通院は?
○通常月に1回です。
○歯の萌出待ちや定期観察では3〜6ヵ月に1回になります。
治療中に転居することになったら?
○矯正治療中に他県に転居されることになりましたら、早めにご連絡下さい。転居先付近の矯正歯科医院あるいは大学病院矯正科を紹介し、治療を継続していただけるように致します。治療が円滑に続けられるように治療経過についての資料を作成し、引き継いでいただける先生にお渡ししています。
○また、治療費につきましては日本臨床矯正歯科医会の転医に際しての矯正歯科治療費精算の目安に基づき、治療の進行程度により精算致します。
管楽器を始めたいけど大丈夫?
○矯正治療中でも楽器の演奏は可能です。ただし、楽器を吹く時に、歯についている矯正装置がくちびるやほおに当たり痛みが出ることがあります。その場合はワックスやリッププロテクター(右図)といった装置をカバーするものをつけることをおすすめしています。
○クラリネットのようなリードを歯の間にはさむような楽器は、上の前歯を前に押し出すような力が働いてしまいます。そのため、上の前歯が出ていてそれを引っ込める治療が必要な方には向きません。矯正治療の妨げになったり、治療後にまた上の前歯が出てきたりすることがあります。また、下あごをうしろに押しこむため、顎の関節に負担がかかり、痛みが出たり口を開きにくくなったりすることがあります。そのような場合は、無理に口を開こうとせず安静にすることをおすすめします。楽器の変更も考えたほうがいい場合もあります。
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