筋機能療法(MFT)-やすの矯正歯科クリニック|岩手県盛岡市の矯正歯科

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【休診日】木曜、第1・3日曜、祝日

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筋機能療法(MFT)

【筋機能療法(MFT)】矯正治療をより良いものに

口の周りの筋肉の調和がとれていないと、矯正治療の妨げになったり、治療後に歯並びや咬み合わせがまた悪くなる原因になります。なぜなら歯は外側から頬や唇の筋肉、内側からは舌の筋肉の力を受けてその位置のバランスを保っているからです。そこで、当院でご提案しているのが筋機能療法(MFT)。舌や口の周りの筋肉の働きを調和がとれたものにするための訓練法です。

歯並びが悪くなる原因

歯並びや咬み合わせは遺伝だけでなく、癖などの後天的要因からも影響を受けています。特に成長段階にある子どもは悪影響を受けやすく、開咬(前歯が上下に空く)や上顎前突(出っ歯)、反対咬合(受け口)などの不正咬合になりやすくなります。

悪影響を及ぼす後天的な要因としては、舌癖、口呼吸、指しゃぶり、爪噛み、頬杖、食いしばりなどがあります。このような習癖を改善することは、矯正治療を成功しやすくさせます。

歯並びにどう影響しますか?

普段お口が開いていたり、口で息をしている場合

唇から歯にかかる力が少なくなりますので、歯が前に出てくることがあります。

誤った飲み込み

食べ物を飲み込むときに、上下の歯の間に舌を挟む癖がある場合

誤った飲み込みで前歯が噛み合わず食べ物が噛み切れなくなることがあります。

舌の位置が下がっている場合

舌は普段上あごについている状態が正しい位置ですが、下の歯の内側についていると、下の前歯を押し出すことになり咬み合わせが悪くなることがあります。

正しい筋肉の動きとはどのようなものですか?

それでは正しい筋肉の動きとはどのようなものでしょうか?それは、以下に挙げる2つの状態が大切だといわれています。ぜひチェックしてみてください。

普段楽にしているとき

口は閉じ、舌は上顎についている状態が正しい位置とされています。

正しい飲み込み

食べ物を飲み込むとき

口は閉じ、歯は噛み合わさり、舌は上顎についたままで上下の歯の間に挟んだり歯を押さないのが良い飲み込み方です。

どのような検査を行いますか?

不正咬合の方はお口周りの筋肉(口腔周囲筋)力が弱い場合があるので、検査を行います。

当院では下記の機器を導入し、測定を行っています。

上記の測定で得られる項目を治療に反映いたします。

どのような練習をするのですか?

口の筋肉のどの働きがうまくいっていないかによって練習方法が異なります。

食べ物を飲み込むときに舌を上下の歯の間に挟む癖がある方にはガムを用いた咀嚼トレーニングを行っています。また、お口が開いていることが多い方は唇の筋肉の力が弱いことが考えられますので、唇の周囲の筋肉のトレーニングを行います。舌が低い位置にある方は舌を持ち上げるトレーニングを勧めています。

※個々の患者さんの状態に合わせたプログラムを作成します

食べ物の飲み込み方や普段の舌の位置、その他にも口が開いている、指しゃぶり、噛み締めなどの口腔習癖はいったん身についてしまうとなかなか直すことが難しいものです。せっかく矯正治療で良い噛み合わせに治しても、これらの癖がそのままだとまた噛み合わせが悪くなることがあります。気づいたときが良い機会です。トレーニングをして良い習慣を身につけましょう。